「まいう〜」でおなじみの石ちゃん(石塚英彦)さん。
長年にわたりグルメ番組の顔として親しまれてきましたが、最近はテレビで見かける機会が減ったという声もあります。
しかし実際のところ、石ちゃんは今も“自分らしい活動”を続け、新たなステージへと歩み始めているのです。
今回は、そんな石ちゃんの現在の活躍と変化に迫ります!
テレビ露出が減った理由とは?

以前の石ちゃんといえば、『ぴったんこカン・カン』や『火曜サプライズ』など、食と旅をテーマにした人気番組で活躍していました。
それが近年、テレビでの露出がぐっと減った印象があります。
番組構成の変化と業界全体の流れ
露出減の主な理由は「番組構成の変化」と「食レポ系ジャンルの縮小」です。
石ちゃん自身が活動を控えているわけではなく、テレビ業界全体のトレンドが変わった結果なのです。
人気番組の終了や制作費削減によるグルメロケの減少、さらにコロナ禍での外食取材制限などが続いたことも背景にあります。
その一方で、若手タレントやYouTuberがグルメ企画に進出し、構成が多様化しました。
時代に合わせた“まいう〜精神”の発信
「食べ歩きロケ=石ちゃん」という時代を築いたからこそ、視聴者にとっては“減ったように感じる”だけ。
実際は、活動の場をテレビ以外に広げ、時代に合わせた形で“まいう〜精神”を発信し続けています。
YouTubeチャンネル「石ちゃんねる」で見せる素顔

テレビの現場から少し離れた今、石ちゃんが新たに力を入れているのがYouTube。
2023年に開設したチャンネル「石ちゃんねる」では、飾らない笑顔が再び注目を集めています。
YouTubeでは、テレビよりも“自然体の石ちゃん”が見られます。
仕事としての食レポではなく、食を純粋に楽しむ姿がファンの心をつかんでいるのです。
チャンネルでは、家庭料理や旅行、趣味の車などをテーマにした動画を配信。
派手な演出よりも、穏やかで親しみやすいトーンが特徴で、コメント欄には「癒される」「昔の石ちゃんそのまま」といった声が多数寄せられています。
特に人気の動画では、石ちゃんが自ら撮影・編集に関わる場面もあります。
“見せられるタレント”から“自分を表現するクリエイター”へと進化した姿は、ベテランの新しい生き方として注目に値します。
地方ロケ・イベント中心の活動へ

もう一つの変化は、全国ネットから地方番組・イベントへの活動シフトです。
表舞台から離れたわけではなく、むしろ“地元密着”という新しい形で活躍を続けています。
現在の石ちゃんは、地域に寄り添いながら食文化を伝える「グルメアンバサダー」として活動中。
地方での人気は根強く、温かい交流の場が増えています。
地域とのつながりを大切にする活動
北海道や静岡など、地方局のグルメ番組にゲスト出演する機会が増加。
また、各地の食フェスや観光イベントにも登場し、生産者との対話を大切にしています。
健康を意識して“一口で味を伝える”食レポに変わったことも、ファンから高く評価されています。
さらに、2025年には地方・中小企業を応援するマーケティング支援プロジェクト「Skettt(スケット)」に参加。
地方企業が自社の魅力を発信できるよう、タレントの知名度を活かしてサポートしています。
人とのつながりと“変わらない誠実さ”
こうした動きからも、石ちゃんが単なる“食レポ芸人”にとどまらず、地域と企業をつなぐ架け橋として活動していることがわかります。
また、長年のロケ経験を通して、石ちゃんが大切にしているのは「人とのつながり」や「小さなこだわり」。
その人柄がよく表れているのが、愛車へのエピソードです。
20年間乗り続けている真っ赤なミニクーパーを紹介し、「同じものを大切に使うのが自分らしい」と語っていました。
派手さよりも誠実さを重んじる姿勢が、今も多くのファンに愛される理由でしょう。
まとめ:変わらない“まいう〜精神”
テレビでの姿が減っても、石ちゃんは決して止まっていません。
むしろ活動の幅を広げ、自分のペースで食と人をつなぐ日々を送っています。
「まいう〜」の言葉に象徴されるように、石ちゃんはどんな時代でも“食の楽しさ”を届ける人。
その舞台がテレビからネットや地方へ変わっただけなのです。
YouTubeや地方番組での活躍が新しいファン層を生み、温かい人柄が再び注目されています。
長年築いてきた信頼と経験が、今の活動にも息づいているのが印象的です。
これからの彼がどんな形で「まいう〜」を伝えていくのか——その進化を見守りたくなりますね。
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